主催者の心得

オンラインで初めて会を主催するには、ちょっと不安もあるかもしれません。

まったく会自体を主催したことがない方はもちろん、
もともとリアルでの当事者会の主催経験の方も、
オンラインだとどうなるかなぁ……とためらいがちかと思います。

実際に、対面の会とは違うところもあります。

例えば……

・集まりへのお誘い方法を考える必要がある
・Zoomの基本的な使い方を把握する必要がある
・ビデオのオンオフのルールを決める必要がある
・Zoomの使い方を参加者に教える必要がある
・Zoomに参加がうまくできない参加者をフォローする必要がある

……などなどです。

「なんのことを言っているのか分からないんですが・・・」

と思った方もいるのではないでしょうか。

大丈夫です!
このサイトで説明していきます。

参加者と主催者で比較すると、難易度ははるかに主催者側の方が高いといえます。

しかし、大変な分、やりがいや醍醐味が多くあることも事実です。

どうやったらより良いオンラインの集いになるかを模索しながら、
会を開いていくと良いですね。

では、大切なポイントをみていきましょう。

落ち着いて始めよう

あまりにも緊張する時は、Zoom経験者の方を補助者として同席してもらうと良いでしょう。

無理せずできそうなところからやってみよう

初めてのことをやるのはとってもパワーが必要なことですね。

なので、無理せずにやっていきましょう。

まず最初は運営メンバーだけでお試しをやってみて、感じをつかんでおくと良いですね。

そして参加者を募る場合の初回は、開催時間を30分にして、参加者も3〜4人にして、などと小さくはじめてみると良いと思いますよ。

てくてく村

緊張して疲れちゃうと思うので、無理は禁物です

前提となるルールを決めておくと良いかも

リアルの集まりと同じように、あらかじめルールを決めておいて、
それを参加者の皆さんにお知らせして共有しておいてから
会を開始した方が安心かもしれません。

例えば「人のことを傷つけてはだめ」とか「執拗に絡んじゃダメ」とかですかね。
当事者会によってルールは異なると思います。

どのようにルールを設定して参加者みんなに周知するかも、事前に話し合っておきましょう。

ミュートや退室させる方法を確認しておこう

ミュート

Zoomの弱点は雑音にあります。

テレビの音や、家族との話し声など、集いとは関係のない音がマイクから入ってきて、会の妨げになることがあります。

そんな時は、冷静に、雑音を出している方に向けて「ミュート(マイクが入っていない状態)にさせていただきますね」と告げて、その方をミュートにしましょう。

ボタン1つですることができます。

参加者の強制退室

また、もし、万が一、その会を悪意を持ってめちゃくちゃにしようとする人など、妨害する人が現れた場合、冷静にその方を退室させることも選択肢の1つかもしれません。

削除された人は、再度その会に参加することはできなくなります。
(また次回の会を立ち上げた時には参加できます。)

参加者のことも十分に配慮して、会のスムーズで安心な運行を守ることも、主催者・司会の大切な役目です。

てくてく村

そのために必要な、「ミュート」と「削除」は
万が一の時のために覚えておきましょう!